【キーンランドC】四位 ファインチョイスの先行力生かす

[ 2013年8月23日 06:00 ]

四位洋文騎手

 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「The Keyman」は、キーンランドC(25日、函館)でファインチョイスに騎乗する四位洋文騎手を直撃した。

 ――ファインチョイスの前走(UHB賞2着)。レース前の雰囲気は?

 四位騎手 活気があると感じた。厩舎サイドからも「函館の水が合うのか、ここに来るといい状態になる」と聞いていた。本当にそうだと感じた。

 ――スタートダッシュというより二の脚で前へ行くタイプ?

 前走に関してはスタートダッシュも良かった。領家師からは「行く馬がいれば2~3番手で」と言われていたが、ポンと出たし、他に行きそうなのがいなかったのでハナに立った。

 ――比較的、馬場のきれいなところを走った。

 もう2~3頭分、外ならもっといい状態のところを走れたかも。ただ、逃げていたし、あれ以上外を回るよりは、悪いなりにマシなコースを走ったつもり。

 ――内から差されたが、勝ち馬(ストレイトガール)は仕方なくインへ行った感じだった。

 勝ち馬が通ったコースはかなり荒れていたと思う。(手綱を取った)吉田隼君も「下手な乗り方をしてしまった」と言っていたように正直、あそこに突っ込んでくる馬はいないと思った。

 ――今回はその勝ち馬との再戦になる上、重賞なので相手も強化されている。

 それは覚悟している。ただ、小回りでは大きな武器となる先行力のある馬。相手が強くなったらなったで、それなりの競馬はできると信じている。

 ――開催も終盤で、かなり馬場が悪くなっている感じ?

 先週の開催が雨に見舞われて一気に悪化した感じはある。ただ、先行力があるので、悪いなりにいいコースを選べる。心配はしていない。

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2013年8月23日のニュース