園田競馬場で馬脱走 10分後、女性職員捕まえる

[ 2013年8月8日 21:01 ]

 8日午前7時半ごろ、兵庫県尼崎市の園田競馬場で調教中のサラブレッドが騎手を振り落とし、脱走した。約10分後に、競馬場から約400メートル南の路上で、競馬場の女性職員(30)が捕まえ、けが人はなかった。

 兵庫県競馬組合によると、逃げ出したのは2歳の牝馬「エナーキー号」。6日に北海道の牧場から厩舎に来たばかりで調教に慣れておらず、気性が荒かったという。

 馬は馬場から通路へ抜け、業者や職員が出入りする通用門から競馬場外に出た。

 ミニバイクで通勤途中の女性職員が、通用門で馬に気付いて追い掛け、捕まえた。この職員は誘導馬の餌やりなどを担当し、馬の扱いに慣れていた。

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2013年8月8日のニュース