【鳴門・女子王座決定戦】平山３度目の正直へ、逃げて前進

ＤＲ１号艇で気合十分の平山

　「今シリーズのテーマは３度目の正直です！」。１１年の第２４回大会（三国）、１２年の第２６回大会（若松）では優勝戦ポールポジションにも関わらず、逃げ切ることができなかった苦い思い出がある。そんな失敗を、あっけらかんとさらけ出した平山。精神的な成長ぶりを感じずにはいられない。

　今年１月、尼崎の周年記念でトップレーサーを相手にＧ１初制覇。そして７月にはオーシャンＣに自力で出場した。「ＳＧやＧ１で先輩の動き、話、レースから勉強させてもらい、少しずつレベルアップしていると思う。考え方も以前とは変わったと思います」。進化した平山の挑戦が始まる。

　１走目はドリーム戦１号艇。白いカポックのプレッシャーを克服したことを、証明してくれるはずだ。