【七夕賞】大知は信じている マイネルラクリマの底力

[ 2013年7月5日 06:00 ]

柴田大知はマイネルラクリマで七夕賞に挑む

 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「The Keyman」は、七夕賞(7日、福島)でマイネルラクリマに騎乗する柴田大知騎手を直撃した。

 ――マイネルラクリマの中間はノータッチ?

 柴田大 前走(都大路S2着)も前々走(福島民報杯1着)も調教は厩舎のスタッフに任せて好結果が出ています。だから今回も僕はタッチしていません。

 ――前走ですが、好スタートを切った。

 ポンと出てくれました。ただ前半に脚を使わせたくなかったので、一列分、後ろの位置になってしまいました。

 ――それでも上手に内を回れた。

 内が有利な馬場状態でしたし、コースロスなく回れたのは良かったです。

 ――直線も良いタイミングで前が空いた。

 本当に何の不利もなく回ることができました。うまくいったということもあるけど、それだけこの馬自身が乗りやすいということでもあります。

 ――前々走では今回と同じ福島2000メートルで快勝。

 以前はマイルで活躍していたけど、年齢的なものか、随分とコントロールが利くようになったようです。だから、今ではマイルだと多少忙し過ぎるかもしれません。そういう意味でこの距離は合うと思います。

 ――折り合いもつく。

 そのあたりも全く心配ないし、何より今回と同じ舞台で圧勝しているのも心強い材料です。

 ――馬場としては渋ってくれた方が良い?

 凄く切れるというタイプではありません。だからパンパンの良馬場よりは、ある程度時計がかかるような馬場状態の方がベターだと思います。

 ――ハンデは57キロ。

 軽い馬との差がどうかは分かりません。でも、この馬自身は大きくてしっかりしているし、実際にそのくらいの重量なら好走歴があるので心配はしていません。

 ――少し流れが落ち着きそうなメンバー構成。

 遅ければ遅いなりに前で立ち回れます。ペースの緩急には対応できるはずです。

 ――人気になりそうですが?

 十分にチャンスがあることは分かっています。チャンスをいただけたことに感謝して、期待に応える騎乗をしたいです。

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2013年7月5日のニュース