【七夕賞】ダコール 中竹師ご機嫌「見るからにパワーアップ」

[ 2013年7月4日 06:00 ]

 ダコールの最終追い切りは、坂路でしまい重点のメニュー。ラスト400メートルからペースを上げ、1F12秒2、12秒6のハイラップを刻んだ。

 急坂を駆け上がるにつれ、フットワークは大きく変わり、余力十分にフィニッシュ。見守った中竹師が、納得の表情で切り出した。

 「しまい重点だったし、全体的には(4F)54秒0でも満足のいく動き。見るからにパワーアップしている。前走ぐらいの状態で出せると思う」

 その前走の新潟大賞典は3着に敗れたが、直線の勝負どころで致命的な不利があった。「勝っていたとは言わないが、際どかったはず。直線は盛り返していたから」と評価する。これまで馬場状態やレースでの不利が重なり、惜しくもタイトルを逃してきた“アンラッキー”ホース。今度こそ運を味方に、底知れぬ全能力を発揮する時がきた。

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2013年7月4日のニュース