【宝塚記念】ゴールドシップ復活V!ジェンティルドンナは3着

[ 2013年6月23日 16:22 ]

ゴールドシップで第54回宝塚記念を制し、ガッツポーズする内田博幸騎手

 中央競馬の今年の上半期を締めくくるグランプリ「第54回宝塚記念」(G1)が23日、阪神競馬場11レース(芝、2200メートル、出走11頭)で行われ、内田騎手騎乗の2番人気、ゴールドシップ(牡4=須貝厩舎、父ステイゴールド、母ポイントフラッグ)が、直線で差し切って勝利を飾った。勝ち時計は2分13秒2。2着はダノンバラード、3着はジェンティルドンナだった。

 レースは、唯一の先行馬シルポートの大逃げで始まった。3コーナーまでは10馬身以上の差をつけて逃走。以下はゆったりと、ダノンバラード、ジェンティル、ゴールドシップ、フェノーメノと続いた。

 4コーナーでシルポートとの差が一気に詰まり、脚色が鈍ったところへ後続が襲いかかった。4番手につけていたゴールドシップは、直線半ばから猛烈に追い込む。内田騎手が目一杯仕掛け、押して押して、2番手に粘り続けるダノンバラードに3馬身半差をつけてゴールインした。1番人気で昨年の年度代表馬ジェンティルドンナは、ダノンバラードから首差の3着。フェノーメノは4着だった。

 ゴールドシップは昨年の有馬記念以来のG1勝利。これでG1は4勝目となった。

 ◇ゴールドシップ 北海道日高町の出口牧場生産、馬主は小林英一氏。戦績は13戦9勝、G14勝を含む重賞7勝。獲得賞金は8億4798万5千円。

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