【阪神新馬戦】ダンスールクレール 兄バリアシオン級のセンス

[ 2013年5月31日 06:00 ]

土曜阪神5Rでデビューする注目のダンスールクレール

 今週から2歳新馬戦がスタート。土曜阪神5R(芝1600メートル)で、いきなり評判の良血が登場する。

【1日阪神5R】

 ダンスールクレール(牡=松永昌、父ブラックタイド)は11年青葉賞馬ウインバリアシオンの半弟。ダービー、菊花賞ともにオルフェーヴルの2着に敗れた兄の分もクラシックVの期待が懸かる。中山助手は「いきなり兄と比較ではかわいそうだがセンスは感じる。馬体のつくりは弟の方が良さそう」と目を細めた。

 29日の最終追いはコンビを組む武豊が感触を確かめた。芝コースで馬なりのままラスト1F11秒4の切れ味。鞍上は「態勢は整った。今年乗った2歳では一番ええわ。1頭しか乗ってへんけど」と笑わせつつ、手応えを感じ取っていた。中山助手は「兄は脚長でヒョロッとしていた。弟はカチッとして早い時期から使えるタイプ。掛からないから距離は持ちそう」と締めくくった。

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2013年5月31日のニュース