【ダービー】悲願の制覇へ 藤沢和軍団“3本の矢”動いた

[ 2013年5月20日 06:00 ]

調教に向かう藤沢和厩舎の(右から)コディーノ、フラムドグロワール、レッドレイヴン

 運命の1週間が始まった。ダービーの日曜追いが19日、美浦、栗東トレセンで行われ、悲願のダービー制覇を懸ける藤沢和軍団“3本の矢”が動いた。

 3頭一斉にWコースへ。皐月賞3着コディーノは単走で5F76秒6(馬なり)で制御の利いた走り。フラムドグロワール、レッドレイヴンは古馬ルルーシュ(5歳オープン)と3頭併せを消化。内フラムドが6F87秒6、中レッドが同88秒1。2頭共に手綱を抑え、外ルルーシュと楽々併入した。

 藤沢和師は「みんな順調。コディーノは(新コンビの)ウィリアムズの感触が随分良かったようだ。張り切って、東京に乗りに来ると言うから」と笑顔。「フラムドも京成杯の後は良くなったし、レイヴンもだいぶ持ち直した」と好感触。「自分も年齢(61歳)が年齢だから。駄目なら、リーディング狙いに切り替えなきゃ」とジョークで結んだが、その視線は頂点を見据えていた。

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2013年5月20日のニュース