池添、9日フランスで騎乗 凱旋門賞挑戦へ向け腕磨く

[ 2013年4月9日 06:00 ]

 6日の阪神での騎乗を最後に、フランスへと移動した池添謙一騎手(33)が、9日のサンクルー競馬場(パリ郊外)1R(芝2100メートル、16頭)でブータン厩舎のリスキーロに騎乗することが分かった。今回の遠征におけるデビュー戦で、9日はこの1鞍のみ。

 同騎手は昨年秋、凱旋門賞(2着)に出走したオルフェーヴル(牡5=池江)をスミヨンに乗り代わられる屈辱を味わった。今年こそ、その背で凱旋門賞(10月6日、ロンシャン)に挑戦するため、仏競馬の経験を積むべく、6月上旬まで現地で腕を磨く。なお、6日の阪神牝馬Sでコンビを組んで快勝したサウンドオブハート(牝4=松山康)にヴィクトリアマイル(5月12日、東京)で騎乗するため、同週は一時帰国する。同騎手は01年7月にドーヴィル競馬場で騎乗しており、仏での騎乗は初めてではない。

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2013年4月9日のニュース