戸崎 中央デビューいきなり2勝「第1レースの前から興奮した」

[ 2013年3月2日 17:15 ]

 地方の大井競馬からJRAに移籍した戸崎圭太騎手が2日の中山競馬第3レースでオメガインベガスに騎乗して1着となり、中央所属騎手としてのデビュー3戦目で初勝利を飾った。同騎手は第7レースでも勝ち、この日は10レースに騎乗して2勝を挙げた。

 初勝利後のセレモニーで戸崎騎手は「冷静に騎乗しようと思ったが、第1レースの前から興奮してしまった。まず1勝と思っていたので勝ててよかった」と話した。

 32歳の戸崎騎手は第一人者として活躍した地方所属時代、中央で2011年の安田記念など重賞3勝を含む80勝をマーク。2月にJRAの13年度新規騎手免許試験に合格し、3月1日付で免許を発行されていた。

 同じく福山競馬からJRAに移籍した岡田祥嗣騎手は阪神競馬で4レースに騎乗し、第9レースの9着が最高だった。

 ▽戸崎圭太騎手の話 朝から興奮気味で今までとは違ったが、レースは落ち着いて乗れた。第3レースはスタートからリズムよく積極的に走れたことが勝利につながったと思う。

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2013年3月2日のニュース