【共同通信杯】春近し、ラウンド逆襲だ!長い直線望むところ

[ 2013年2月7日 06:00 ]

 【東西ドキュメント・栗東=6日】降りしきる雨。たっぷり水分を含んだCWコース、脚が上がる馬が続出する中、共同通信杯に出走するラウンドワールドが目を引く伸びを見せた。すかさず松田博師を追った上岡。輸送後に中止、延期となった京成杯を見送って、ここに備えた。その影響は、ないのか。

 「関東へ行って帰って6キロ減った。輸送でどれだけ減るか見たかったから良かったんじゃないか。おとなしい馬だからダメージもない。順調」。ベテラン調教師は柔和な笑みで一笑に付した。

 前走・ラジオNIKKEI杯2歳S(6着)は末脚不発。勝負どころでサッと動けなかったが、「ハミが掛かるまでに時間が必要な馬だから」と解説。直線の長い東京は望むところだ。クラシックが近いとの質問には、「使っても通用しないと思ったら別路線を考えるよ」と語気を強めた。ここで結果を出す。クラシックに出さねばならぬ。闘将の意気込みが伝わった。

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2013年2月7日のニュース