【共同通信杯】ゴットフリート 2馬身遅れも斎藤師「予定通り」

[ 2013年2月7日 06:00 ]

雨の中で追い切るゴットフリート

 まさかの遅れだ。ゴットフリートはWコースで僚馬ゴールドゼウス(4歳1000万)を3馬身追走。内へと進路を取ったが2馬身遅れ。5F68秒6。これでいいのか?イエスだ。斎藤師の柔和な表情がそれを物語っていた。「見栄えは悪いかもしれないが、これでいい。先々週も先週も併せ馬をして、体も息もできている。やり過ぎたくなかった。予定通り」

 無傷V2で挑んだ朝日杯FS(3着)でも見せ場はつくった。ただ、現在の賞金は900万円。クラシックへと進むには賞金加算が不可欠だ。指揮官は「2戦目の新潟(きんもくせい特別1着)で左回りの長い直線で勝っている。初の東京はOK。自在で乗りやすいので初騎乗(ビュイック)も問題ない。ここで賞金を加算できれば(皐月賞の)トライアルはパスしてもいいくらい」。先を見据えての青写真は既に描かれている。

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2013年2月7日のニュース