「ありがとう、アンカツ!」3600人が名手引退惜しむ

[ 2013年2月3日 18:30 ]

引退式でファンとタッチを交わす安藤勝己騎手

 地方競馬から日本中央競馬会(JRA)に移籍した現役騎手第1号で、「アンカツ」の愛称で親しまれた安藤勝己騎手(52)の引退式が3日、京都競馬場のウイナーズサークルで行われた。

 最終レース終了後、約3600人のファンから「ありがとう、アンカツ」と惜しまれる中、「ファンの声援に応えることができなくなったので引退を決めた。今まで本当にありがとうございました」と笑顔でメッセージを送った。

 安藤騎手は笠松競馬(岐阜)でオグリキャップに騎乗するなどして活躍後、2003年にJRAへ移籍した。04年にはキングカメハメハで日本ダービーを制覇するなど、歴代3位の中央G122勝を挙げた。今年になってからの騎乗はなく、1月末に引退を表明し、騎手免許を返上した。

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2013年2月3日のニュース