【ＡＪＣ杯】サトノアポロ　半馬身遅れるも国枝師「これで十分」

　重賞初挑戦のサトノアポロは、厩舎の先輩サイレントメロディ（東海Ｓ出走）の胸を借りて併せ馬。Ｗコースで２馬身後方から追いかけ、直線で内に馬体を併せた。最後は手応えで見劣って半馬身遅れたが「水分を含んだ馬場で走りづらそうだった。しっかり負荷を掛けることができたので問題ない」と蛯名は納得の表情を見せた。

　国枝師も「時計（６Ｆ８５秒９）は遅いが、馬場が悪いからね。１週前もびっしりやっており、これで十分」と評価。「馬が大人っぽくなってきた。今後に手応えがつかめる競馬を」と期待を込めた。