【有馬記念】池江師「毛づやさえないし、活気がない」

[ 2012年12月7日 06:00 ]

 【池江師に聞く】

 ――回避決定に至った経緯は?

 「きのう(5日)坂路入りして本当なら今朝は15~15(1F15秒ペースの調教)をしておかないといけないけど、できなかった。今朝はハッキング(軽めの調教)だけ。馬が全体的にしぼんでいるし、毛ヅヤがさえないし、活気がない。(凱旋門賞、JCと)勝負に行った分のツケが回ってきた。このまま出走すれば恥ずかしい結果になると思うし、来年に影響を及ぼすかもしれない。やめる勇気も必要」

 ――来年の現役続行が決定。今後の予定は?

 「全くの白紙。まず第一に馬の状態ありきで、それに合わせてプランを練っていく。時間はたっぷりあるので(状態面は)大丈夫だと思う」

 ――今後の見通しを。

 「さらに成長して体質が強くなるだろうし、自分たちもこの馬の仕上げ方を習得してきた。また頑張ります」

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2012年12月7日のニュース