【BCターフ】トレイルブレイザー 左蹄冠部を裂傷、出走は回避せず

[ 2012年11月3日 11:00 ]

 思わぬアクシデントが発生。米国サンタアニタ競馬場のG1ブリーダーズカップターフ(芝12ハロン・日本時間4日午前7時18分発走)に、出走する日本のトレイルブレイザー(牡5=池江)はレース前日の2日に運動中、左蹄冠部を裂傷する出来事があった。

 この日は武豊を背にスクーリングする予定だったが中止。調教予定時刻の8時を過ぎたあたりから国際厩舎前は不穏な空気を察した記者、カメラマンが「出走回避するのではないか?」という声が渦巻いたほど。

 応急処置を施してから池江師は姿を見せて「運動中に近づいてきた牝馬に馬っ気をだしてパニックになった。自分の右トモで左トモを蹴ってしまった」と負傷の原因を説明。レースには出走する旨を伝えた上で、「2センチほどの裂傷で大量の出血だったが傷は浅かったので縫わなくていい。バンテージを巻いて止血した。競馬にどんな影響がでるかわからない」と特に深刻さは伝えずに淡々と話した。

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2012年11月3日のニュース