現役最高齢馬は帯広→金沢へ 14歳ビーファイター出走

[ 2012年10月30日 19:43 ]

 「中高年の星」として人気を集めた北海道帯広市の「ばんえい競馬」の競走馬ゴールデンバージ(牡、15歳)が引退し、現役最高齢となった金沢競馬所属のビーファイター(牡、14歳)が30日、金沢競馬第9レースに出走した。

 この日は9番人気で、約2400人の観客が見守る中、12頭のうち8着でゴールした。

 地方競馬全国協会(NAR)によると、ビーファイターは人間で言うと50代半ばに相当する。成績は中央、地方競馬で計7勝。NARの担当者は「勝ちからは遠ざかっているが、6~7歳で引退する馬が多い中、よく頑張っている」と話す。

 2000年に札幌でデビュー。中央競馬でも出走したが、07年11月のレース以降、約1年半休養した。09年に門別競馬場(北海道日高町)で復帰、佐賀を経て10年に金沢へ移った。

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2012年10月30日のニュース