森下厩舎で発見“全身タイツ馬”疲労軽減効果はいかほど?

[ 2012年10月19日 06:00 ]

馬用ボディースーツを着用した森下厩舎のボヘミアン

 【地方競馬です!!】東京ダービー馬プレティオラス(牡3=大井・森下)が21日にJRA東京競馬場で行われるブラジルCへ向け17日、大井競馬場で最終追い切りを行った。3頭併せの外側で、5F66秒1、上がり3F37秒4を計時。休み明けを感じさせない動きで2馬身先着した。矢野騎手(レースは本橋騎手)は「春より雰囲気や走りがいい」と好感触。「距離は合うので末脚がどこまで通用するか」と、森下師も挑戦を楽しみにしている。

 東京ダービー1、2着など今春の3冠戦を盛り上げた森下厩舎。その厩舎で先日、“全身タイツ馬”を発見した。ボヘミアン(牡5)が着用しているのは馬用ボディースーツ。筋肉を保護し、より早い回復を促進するとのこと。「疲れが出やすい馬に使ってみて疲労が軽減できれば」と考えた師が1カ月ほど前から導入。性格などを見極めつつ試用している。人間のアスリート用並みに進化していく競走馬の用具。今後も注視していきたい。(秋田 麻由子)

続きを表示

2012年10月19日のニュース