【新馬戦】ローザズ 成長次第でクラシックも

[ 2012年8月7日 06:00 ]

【5日新潟新馬戦】レースを制したローザズカレッジ(牡2、池江=右)と鞍上の岩田康誠騎手

 5日新潟新馬戦の芝9Fを制したのはディープインパクト産駒のローザズカレッジ。直線では内にもたれるなど若さを見せたが、それでいての上がり3F33秒7は馬場状態を考慮しても評価できる。460キロの馬体重以上にスッキリと見せたように、瞬発力に秀でたタイプだ。半兄フライングアップル、半姉モスカートローザは古馬になって気性の問題などから短距離型にシフト。弟も燃えやすい気性が心配されていたが、初戦から折り合いが付いたのは大きな収穫だ。今後の成長次第ではクラシック路線に乗ってくるだろう。

 5日札幌新馬戦の芝9Fを楽勝したアドマイヤオウジャもディープ産駒だが、こちらは重厚感のある体つき。洋芝を難なくこなしたように、力のいる馬場は得意そう。アドマイヤベガやスズカマンボといった名馬を手掛けた児玉助手のもと、どういった成長を遂げるか。

 5日小倉新馬戦では芝9Fを制したカラフルブラッサムが目についた。ハーツクライ産駒らしい典型的な中距離タイプだけに、来年のオークスで見たい。

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2012年8月7日のニュース