【七夕賞】大波乱!14番人気アスカクリチャン ハナ差しのいでV

[ 2012年7月8日 16:09 ]

 第48回七夕賞(G3、芝2000メートル・晴稍重16頭)は8日、福島競馬場11Rで行われ、内田騎手騎乗の14番人気、アスカクリチャン(牡5=須貝厩舎、父スターリングローズ、母ローレルワルツ)が道中先団につけ、追い込み勢をハナ差しのぎ優勝した。勝ち時計2分01秒1。

 レースは揃ったスタートから、ミキノバンジョーが逃げ、2番手にケイアイドウソジン、3番手内にゲシュタルト、外目をシンゲンがつけてレースは進む。ダイワファルコンは中団馬群の中、タッチミーノットは6番手外目、エクスペディションとトーセンラーは後方4、5番手から追走する。直線に入ると粘るミキノバンジョーにケイアイドウソジンも差を詰め、内からゲシュタルト、外からアスカクリチャンが差しにかかる。さらには大外一気にトーセンラーも先団を飲み込みにかかるが、最後はアスカクリチャンがわずかハナ差先着し勝利した。

 さらに半馬身差の3着には逃げ粘ったミキノバンジョー、混戦のハナ差4着にはケイアイドウソジンが入着した。

 上位人気に押されたタッチミーノット、エクスペディション、ダイワファルコンは直線見せ場なく着外に敗れた。

 ◇アスカクリチャン 5歳牡馬、父スターリングローズ、母ローレルワルツ。北海道新冠町のつつみ牧場生産、馬主は上野武氏。戦績は25戦6勝、重賞は初勝利。獲得賞金は1億2872万4千円。

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2012年7月8日のニュース