【ヴィクトリアM】万全ホエール 上昇11秒8

[ 2012年5月10日 06:00 ]

<ヴィクトリアM>ホエールキャプチャは坂路で鋭い動きを見せる

 悲願のG1制覇に向け、ホエールキャプチャが万全の動きを見せた。坂路2本の1本目は4F71秒2。2本目は外ラチ沿いを単走で4F51秒1~1F11秒8。手綱を抑えたままで、弾むような脚さばきで軽快に伸びた。休み明けの中山牝馬S(5着)を叩き、一変ムードだ。

 田中清師は「とてもいい状態。前走もかなり乗り込んでいたが最終追いの動きが緩慢で、実際のレースでももたつくところがあった。それが今回は解消されている。ほぼ100%でいける」と目を細めた。

 昨年の牝馬3冠路線は桜花賞2着、オークス3着、秋華賞3着。現4歳屈指の実力は誰もが認めるところだ。指揮官は「東京コースは競馬しやすいと思うし、マイルも問題ない。あとはジョッキー(横山典)に全て任せます。必ずいい競馬ができると思っている」と力強く結んだ。

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2012年5月10日のニュース