【天皇賞・春】池江師「あそこから届く馬いない」

[ 2012年4月30日 06:00 ]

<天皇賞・春>まさかの惨敗に、ガックリと引き揚げる池添(右)と池江師

【池江師と一問一答】

 ――まさかの結果でした。

 池江師 またファンの方の期待を裏切って、申し訳ありません。はっきりした敗因は分からないが…。パトロールビデオを見ると馬場を気にしていた。直線で何度か脚を取られていた。

 ――池添騎手は返し馬の感じが一息と。

 いつもの弾むような感じがなかった。妙に下を気にして、折り合っている感じ。レースもそんな感じだった。同じ良馬場でもカチカチの馬場。確かに同じ条件で他の馬は走っているがその辺も影響したと思う。

 ――特殊な展開。

 確かに厳しかった。あそこから届く馬はそういないでしょう。それでも、普段のオルフェなら、あそこからまくり切る脚は持っている。それができなかった。

 ――レース後は脚元をチェックしていました。

 (引き揚げる時の)上がりを見る限り、幸い大丈夫だった。それでも2、3日はしっかりと経過を見ていきたい。とりあえず、現時点では大丈夫でした。

 ――凱旋門賞のプランは?

 今のところは白紙。この着順では大きなことも言えない。ゼロになったわけではないが、5月9日の締め切りまでに登録するかしないかを含め、オーナーサイドと話し合う。宝塚記念も選択肢にあるが、それも含めて白紙。とりあえず、敗因をしっかり分析してから。出直しです。

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2012年4月30日のニュース