【香港QE2世C】ルーラーシップ圧勝!海外で初G1制覇!

[ 2012年4月29日 18:12 ]

優勝したルーラーシップとガッツポーズのリスポリ騎手

 オーデマピゲクイーンエリザベス2世カップ(芝2000メートル・香港G1)は29日、香港シャティン競馬場で13頭立てで行われ、日本から参戦したU・リスポリ騎手騎乗のルーラーシップ(牡5=角居厩舎、父キングカメハメハ、母エアグルーヴ)は2着に3馬身3/4差をつけ優勝した。勝ち時計は2分02秒38。ルーラーシップは、日本国内も含めてG1初制覇を遂げるとともに、1着賞金798万香港ドル(約8250万円)を獲得した。

 日本馬の海外G1制覇は2011年のドバイ・ワールドカップのヴィクトワールピサ以来、19度目で16頭目。このレースを制したのは02、03年を連覇したエイシンプレストン以来。

 レースは逃げ馬不在で前半からスローペースで進み、フェイフェイ(豪)が逃げる中、ルーラーシップもなんとか我慢して終始3番手内目を走る。4コーナーまで隊列は変わらず、直線に入った所で最内にスペースを見つけると一気に先頭に立つ好騎乗もあり、200メートル過ぎてからは独走状態で2着に3馬身3/4差をつけ勝利した。

 ルーラーシップは初G1勝利が海外G1となり、2番人気の評価にも見事に応えた。

 2着にはサムザップ、3着にはスウィートオレンジ(ともに香港)が入った。

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2012年4月29日のニュース