【シルクロードS】9歳サンダルフォンに衰えなし

[ 2012年1月26日 06:00 ]

 【東西ドキュメント・栗東=25日】近年のシルクロードSで柏原はある点に気付いた。過去10年で4歳馬は意外にも未勝利、ここ5年は1頭も馬券に絡んでいない。京阪杯の覇者ロードカナロアや4連勝中のダノンフェアリーなど今年も生きのいい4歳馬が出走予定だが、このデータは見逃せない。5、6歳の好走確率が高く、7歳以上も3年連続で最低1頭は3着以内に入っている。注目はメンバー中、最高齢の9歳馬サンダルフォンだ。暮れの前走・アンコールSを快勝してここへ。この年齢でも老け込んだ印象は一切なし。追い切りはCWコースで力強い動き。松永幹師の感触がいい。「この中間も変わりなく元気いいね。平たんコースは合っているし、バラける展開なら」

 同じくアンコールSを制して臨んだ昨年は最内発進から、やや窮屈な競馬を強いられ8着。今年こそ。09年北九州記念以来となる重賞Vへ、衰え知らずの9歳馬の力走が楽しみだ。

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2012年1月26日のニュース