池江師「今度は凱旋門賞トレーナーに…」来月にも仏視察

[ 2012年1月24日 06:00 ]

オルフェーヴルが年度代表馬を受賞して表彰される(左から)池江師、土川理事長、吉田代表、娘の心菜ちゃんを抱く池添

 2011年度JRA賞授賞式が23日、関係者を集めて都内のホテルで行われた。年度代表馬に輝いたオルフェーヴル(牡4)を管理する池江師は、壇上で凱旋門賞挑戦への意欲を語った。昨年は泰郎氏に続く父子3冠トレーナーの偉業を達成。24億3394万6500円を稼ぎ、最多賞金獲得調教師にも輝いた。

 「オルフェ以外にも、トーセンジョーダン、トゥザグローリーなど、みんなが頑張ってくれたおかげだね。今度は凱旋門賞トレーナーになりたい」と高らかに宣言。オルフェーヴルは現在、ノーザンFしがらきに放牧中で、2月下旬に帰厩する予定。春は国内に専念し、天皇賞・春(4月29日、京都)を目標にする。

 「その前に1つレースを使ってから臨みたい」と見通しを語った。指揮官は早ければ2月にもフランスに渡り、現地を視察する予定。世界の頂点を目指す2012年の戦いが始まる。

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2012年1月24日のニュース