ニシノライデン死す 87年天皇賞・春で失格

[ 2012年1月3日 06:00 ]

 1984年の京都新聞杯など重賞4勝を挙げたニシノライデンが12月31日、老衰による心臓まひのため、北海道日高町の西山牧場で死んだ。30歳だった。

 現役時代は26戦7勝。かなりの気性難で知られ、87年天皇賞・春では最後の直線で急に外側に斜行してアサヒエンペラーの進路を妨害。G1で2着までに入線した馬ではJRA初の失格処分に。これが後の降着制度導入のきっかけとなった。引退後は種牡馬となったが、活躍する産駒は残せなかった。

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2012年1月3日のニュース