【有馬記念】売り上げダウン…前年比97.2%

[ 2011年12月26日 06:00 ]

 有馬記念の売り上げは377億5975万7900円で対前年比97・2%にとどまり、史上最高メンバーとの呼び声が高かったにもかかわらず昨年の売り上げに届かなかった。JRA・小畠薫広報担当理事は「ラストランとなる最強牝馬と3冠馬との最初で最後の対決など、グランプリレースにふさわしいレースとなったが、直前に2頭が回避や取り消しをしたことなどが影響したのではないか」と分析した。中山競馬場の入場人員は11万5065人で対前年比95・7%だった。

 25日でJRAの今年の開催は終了。総売り上げは2兆2935億7805万3600円で前年比94・5%、14年連続の売り上げ減となった。東日本大震災で約1カ月間、東日本地区での競馬開催を行えなかったが、新馬券WIN5が順調に売れたことで、この数字に戻した。競馬場への総入場人員は615万1105人で同91・3%だった。

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2011年12月26日のニュース