【有馬記念】アーネストリー 先行スタイル貫く!!

[ 2011年12月21日 06:00 ]

<有馬記念>引き運動をするアーネストリー

 史上10頭目の同一年春秋グランプリ連覇を狙うアーネストリー。天皇賞・秋の大敗(14着)後はジャパンCをスキップ。今年最大の目標としていた有馬一本に照準を絞ってきた。20日朝は坂路で調整。「放牧先の大山ヒルズ(鳥取県)でいいガス抜きができた。本当にいい状態で戻ってきた」と話す佐々木師の表情も明るい。

 天皇賞は得意ではない東京で不利な大外18番枠。「前走は仕方ない」と振り返る師は、2走前のオールカマーを高く評価する。「急仕上げで返し馬も大丈夫かと感じるくらいゴツゴツしていた。それでも59キロであの勝ち方。もう300メートル延びても、どうってことない」。最大のライバルはブエナビスタ。「あの馬は別格。抜いて行く時のスピードが違う」。敬意を表した上で「トリッキーな中山で、宝塚記念のような形に持ち込めば。それで差されたら仕方ない」。先行抜け出しのスタイルを貫き、再び女傑を完封する構えだ。

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2011年12月21日のニュース