【阪神JF】ジョワドヴィーヴルが2戦目でG1制覇

[ 2011年12月11日 16:39 ]

阪神ジュベナイルフィリーズで優勝したジョワドヴィーヴル(13)

 「第63回阪神JF」(G1、芝1600メートル・良)は11日、阪神競馬11Rで行われ、福永騎手騎乗の4番人気、ジョワドヴィーヴル(牝2=栗東・松田博厩舎、父ディープインパクト、母ビワハイジ)が、差し切って優勝した。勝ち時計は1分34秒9。ジョワドヴィーヴルは、デビュー2戦目でG1制覇の偉業を成し遂げた。

 レースは、ラシンティランテ、ファインチョイス、サウンドオブハート、アイムユアーズなどの有力馬が先行し、前目の位置取りで勝機をうかがう展開になった。3コーナーから4コーナーまでは、よどみない流れで進み、直線で一転、激しい叩きあいになった。

 そこに中団で待機して脚をためていたジョワドヴィーヴルが、外から一気にごぼう抜きした。着差もマイル戦で2馬身1/2をつけた。その切れのいい脚の使いようは、古馬を思わせ、潜在能力の高さをうかがわせた。

 ジョワドヴィーヴルは母ビワハイジ、姉にブエナビスタを持ち、前評判も高い良血。ただ、このレースが新馬勝ちしただけのデビュー2戦目という不安があった。だが、見事な勝ちっぷり。騎乗した福永騎手も「とても上手に走ってくれた。来年(のクラシック)まで故障なく行かせたい」と大きく期待していた。

 2着は2馬身1/2でアイムユアーズ、3着はそこからハナ差でサウンドオブハートが入った。

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2011年12月11日のニュース