【菊花賞】オルフェーヴル優勝 池江師 史上初の父子三冠馬トレーナー

[ 2011年10月23日 17:07 ]

第72回菊花賞を制し、史上7頭目の三冠馬に輝いたオルフェーヴルと池添謙一騎手

 中央競馬のクラシック3冠レース最終戦の第72回菊花賞(G1)は23日、京都市の京都競馬場の芝3000メートルで3歳馬18頭によって争われ、池添謙一騎手(32)が騎乗した1番人気のオルフェーヴルが皐月賞、日本ダービーに続いて優勝し、2005年のディープインパクト以来、史上7頭目の三冠馬に輝いた。

 このレース初勝利の池添騎手は史上7人目の同一年での3冠獲得。シンザンの栗田勝騎手を約5カ月更新する史上最年少の三冠馬ジョッキーが誕生した。オルフェーヴルを管理する池江泰寿調教師(42)も菊花賞初制覇。父で元調教師の泰郎氏もディープインパクトで3冠を制しており、史上初めて父子で三冠馬トレーナーとなった。

 昨年を1万5千人近く上回る6万8千人以上の大観衆が詰め掛け、レース後は「池添コール」が沸き起こった。

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2011年10月23日のニュース