【菊花賞】オルフェーヴル圧巻の3冠制覇!

[ 2011年10月23日 16:05 ]

第72回菊花賞を制し、史上7頭目の三冠馬に輝いたオルフェーヴルと池添謙一騎手

 第72回菊花賞(23日・京都11R3000メートル・良18頭、G1)は圧倒的1番人気で池添謙一騎手騎乗のオルフェーヴル(牡3=栗東・池江泰寿厩舎、父ステイゴールド、母オリエンタルアート)が優勝し、皐月賞、日本ダービーと合わせ3冠制覇を達成した。勝ち時計はレコードにコンマ1秒と迫る3分02秒8。池添騎手、池江調教師ともに菊花賞初勝利。

 18頭立てで迎えた3歳クラシックの最終戦。
 
 ややバラッとしたスタートからサンビーム、ダノンマックインが先手をとる。フレールジャック、サダムパテックも先手争いに加わっていった。オルフェーヴルは中団、ウインバリアシオンは最後方からレースを進める。

 レースはゆったりとした流れになったが、2周目、各馬のポジション争いが激しさを増し、フレールが向こう正面で先頭集団に加わり、直後にロッカヴェラーノ、ダノンマックイン、サダムらが続き、オルフェ、トーセンラーも徐々にポジションを押し上げる。

 3コーナーから4コーナーに向かう下り坂を迎え、オルフェが外々を周り先行馬に襲い掛かると、直線に入り一気に先頭に立ち、独走状態へ。ウイン、ラーが後方から差を詰めにかかったが、オルフェとの差は縮まらず、最後は池添騎手が手綱を抑える圧巻の走りを披露し、歓喜のゴールを駆け抜けた。

 2馬身半差の2着に2番人気のウインバリアシオン、そこから1馬身3/4差の3着には3番人気のトーセンラーが入った。

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2011年10月23日のニュース