競輪の坂本勉が引退会見「金メダリストを育てたい」 

[ 2011年6月23日 18:25 ]

 1984年ロサンゼルス五輪自転車スプリントの銅メダリストで、競輪の元賞金王の坂本勉(48)=青森=が23日、東京都内で現役引退の記者会見を行い「今後は(日本自転車競技連盟コーチとして)五輪で金メダルを取れる選手を育てたい。それが競輪の活性化にもつながる」と話した。

 坂本は競輪デビューした86年に35連勝の最多連勝記録を樹立。90年グランプリ、89、91年オールスター(G1)も制覇した。89、90年には賞金王と一時代を築いたが、近年は年齢的な衰えなどから不振で、22日のレース出走後に引退の意向を表明していた。通算獲得賞金は約9億8000万円。「(競輪選手の)25年間は短かった」と語った。

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2011年6月23日のニュース