【天皇賞・春】武豊、キングダム「凄く良さそう」

[ 2011年4月28日 06:00 ]

ローズキングダム騎乗の武豊騎手はインタビューに答える

 【ローズキングダム騎乗・武豊に聞く】 

 ――前走・日経賞3着を振り返って。

 「今年初戦の日経新春杯と着順は同じでも内容は随分良くなっていましたよ。本当にいい走りをしてくれたし、戻ってきたなっていう感じでした」

 ――昨年と比べて変わった点は?

 「大きく変わった感じはないですね。もともと大人びているし、凄く利口。今朝もいい感じで走れていました」

 ――追い切りにまたがった感触は。

 「ラスト1ハロンを強めに伸ばしてほしいと言われて、指示通りにやれたと思います。調子が良くないときは右にモタれるんですけど今朝はそれがなかった。それほど速い時計が出るタイプじゃないけど思っていたより時計も良かったし、体調は凄く良さそうですね」

 ――長距離の適性は?

 「去年の菊花賞は最後で内にモタれて本来の伸びがなかったけど割と折り合いがついたし十分こなせるタイプですよ」

 ――意気込みを。

 「天皇賞は強い馬じゃないと勝てないし、重みを感じるレース。今年2戦は結果を出せていないけど今度こそ、という気持ちで臨みます。もともと持っている能力は凄いモノがあるし、それをレースでしっかり引き出すだけ。その準備はできています」

 ≪5年ぶり頂点へ!≫ローズキングダムとコンビを組む武豊騎手は天皇賞最多勝(春6勝、秋5勝)を誇る。89年(イナリワン)、90年(スーパークリーク)、91年(メジロマックイーン)、92年(同)に天皇賞・春4連勝をマークし「平成の盾男」の異名を取った。その後も99年(スペシャルウィーク)、06年(ディープインパクト)で優勝。今年、5年ぶりの頂点を目指す。 

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2011年4月28日のニュース