シャンティ屈腱炎発症 松田国師「真しに受け止めたい」

[ 2011年4月21日 06:00 ]

2010年「NHKマイルC」で芝1600メートルの日本レコードとなる1分31秒4で優勝したダノンシャンティ

 大阪杯で4着だった昨年のNHKマイルC覇者ダノンシャンティ(牡4=松田国)が、右前浅屈腱炎を発症。全治まで9カ月の休養を要する見込み。20日、松田国師が発表した。

 「大阪杯の前にエコー検査をした時はきれいでしたが、レース後に同様の検査をしたところ長さ20センチにわたり、腱の損傷が見られた」と経緯を説明。今後は幹細胞移植の手術を施し、北海道に放牧に出される。戦線離脱が長くなるため「半年後の11月にオーナーと話をして、どうするか決めたい」と将来的な進退を決定する。「東京マイルをレコードで勝っているし、能力の高い馬。細心の注意を払って脚元をケアしてきたが、屈腱炎を発症したことは真しに受け止めたい」と肩を落としていた。

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