幸騎手“徹底抗戦”モード!「競馬にならない」

[ 2011年3月4日 06:00 ]

JRAの裁定書を手に心情を吐露する幸騎手

 2日にJRAへの不服申し立てが棄却された幸英明騎手(35)が一夜明けた3日、集まった報道陣に心境を語った。「納得していません」とした上で「僕は自信を持って申し立てをしていますし、間違ったことをしているわけじゃない。周りからも頑張れ、と言われていました。それだけにショックが大きかったですね」と振り返った。

 騎乗馬が直線で内を突いた行為が、十分なスペースがなかったと判断されたわけだが「あそこに入らないと競馬にならない。僕は馬主さんや調教師、厩務員という関係者や馬券を買っているファンの人のためにもあのスペースには突っ込んでいこうと思っている」と訴えた。今後は「賛同してくれる人が多ければ、個人じゃなくて現場全体で動けたら」と騎手会、調教師会へ働きかけていくことを示唆。第三者機関の日本スポーツ仲裁機構に訴え出ることは「すぐに、とは考えていない」と語った。

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2011年3月4日のニュース