内田博幸騎手 英で騎乗停止処分に

[ 2009年8月9日 20:31 ]

 内田博幸騎手(39)が英アスコット競馬場で行われた騎手招待競走「シャーガーC」の第6Rで騎乗停止の制裁を受けたことがわかった。JRAが9日、公式サイトで明らかにした。

 同サイトによると、JRAロンドン事務所から「鞭の使用について制裁を受けた」との連絡を受けた。詳細について現在、確認をしている。内田の国内での処分については決まり次第、発表される。

 イギリス競馬では、動物愛護の観点からムチの使用について厳しいルールがあり、05年には武豊騎手が英G1インターナショナルS(ゼンノロブロイ騎乗)でムチの使用制限違反(11回以上使用など)により英ジョッキークラブから4日間の騎乗停止を受けた。

 8日(現地時間)に行われたシャーガーCで内田の世界選抜チームは4チーム中最下位。5レースに騎乗した内田は、合計27ポイントを獲得して13人中5位だった。第1Rで2着に入ったのが最高。制裁を受けた第6Rでは10頭立ての3着だった。遠征先での制裁について「鞭の使用について制裁を受けたことは残念ですが、ぜひまた海外で騎乗したいと思います」と前向きなコメントを残した。

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2009年8月9日のニュース