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この大珍事に気付いた人はいるだろうか…

「日経賞」を制したアルナスライン(左)と「毎日杯」に勝ったアイアンルック
「日経賞」を制したアルナスライン(左)と「毎日杯」に勝ったアイアンルック
Photo By スポニチ

 これは血統的珍事といってもいいだろう。先週土曜に行われた東西の重賞2鞍での出来事だ。

 まず毎日杯。ここで1番人気に推されたアイアンルックが豪快な差し切り勝ちを飾った。アイアンルックの父はアドマイヤボス。競走馬としてセントライト記念に勝ち、ダービー馬アドマイヤベガの全弟という血統を買われて種牡馬となった馬で、アイアンルックは4世代目にして初のJRA重賞勝ち産駒だった。

 すると、その数分後にスタートが切られた日経賞。今度はアドマイヤベガ産駒のアルナスラインが力強く抜け出してみせた。つまり、種牡馬アドマイヤベガと種牡馬アドマイヤボスは、兄弟で同じ日に重賞ウイナーを出したというわけだ。

 兄弟でグレードサイヤーとなった種牡馬には、トウショウボーイ、ゲート、イレブン、ルチェーの“トウショウ4兄弟”、サクラトウコウ、チヨノオー、ホクトオーの“サクラ3兄弟”、現在稼働中のウイニングチケット&ロイヤルタッチ兄弟、フサイチコンコルド&ミラクルアドマイヤ兄弟などがいる。ただし、今回のように同じ日に産駒が重賞を勝った例となると、古い記録をさかのぼっても1度しか見つからなかった。1961年1月22日、ヤシママンナ(父プリメロ、母第参マンナ)産駒のヤシマファーストがAJC杯に勝ち、ヤシママンナの全兄であるシマタカの産駒キオーガンヒカリが日経新春杯に優勝して以来のこと。ほぼ半世紀ぶりのレアケースだったのである。(サラブレッド血統センター) 毎日杯成績  日経賞成績  アイアンルック/毎日杯  アルナスライン/日経賞

[ 2009年03月31日 ]

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