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王者セイウンワンダーに曇りなし!!/弥生賞

<弥生賞>ジェントルフォークと併せるセイウンワンダー(手前)
<弥生賞>ジェントルフォークと併せるセイウンワンダー(手前)
Photo By スポニチ

 春を告げるクラシック・トライアルに牡、牝2歳チャンプが登場――その追い切りが4日、美浦、栗東トレセンで行われた。「第46回弥生賞」のセイウンワンダーは意欲的な併せ馬を消化。馬場が悪い中、いっぱいに追われて併入し、好発進を決める態勢を整えた。

 2歳王者セイウンワンダーについて「調教では馬場が悪いと動かんから」と領家師は事前にクギを刺していた。併せ馬のジェントルフォーク(4歳1600万)を5馬身追いかける形からスタート。3、4コーナーで一気に差を詰め、直線は馬体を並べたが、ステッキが飛んでも突き放せなかった。ゴールでは同時入線。

 欲を言えば先着フィニッシュなのだろうが、トレーナーは「オーケー、オーケー!」と予想を裏切る動きに笑顔で合格点のジャッジを下した。前走・朝日杯FSは制したものの、レース前は左前脚が蹄球炎となり、乗りだしが遅れて思い通りの調整ではなかった。それに比べれば今回の調整過程は雲泥の差。厩舎に置いて調教を続け、青写真通りの仕上がりとあって領家師も表情が自然と緩んでくる。

 「道悪も輸送競馬も経験済み。レース運びも上手だし、心配な点は何もないな」と事もなげに言い放った。

 手綱を取った服部助手は「ラスト重点という指示。本番は次ですから、いくらか体に余裕はあるけど、首を低くして走れるようになった。Eコースのラチ沿いを歩かせて(スタンド前発走の)イレ込みの対策もしている。納得のいく仕上げに持ってこられた」と胸を張るほど万全の態勢が整ったようだ。好メンバーがそろったここで2歳王者が結果を出せば、自然とクラシックの冠が見えてくる。 弥生賞

[ 2009年03月05日 ]

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