道営競馬で2着馬から禁止薬物、出走停止に

[ 2008年5月18日 16:28 ]

 北海道競馬事務所は18日、札幌市の札幌競馬場で7日開催された道営「ホッカイドウ競馬」の第11レースに出走し、2着になったシャンハイワールド(牡8歳)から、禁止薬物フェニルピラゾロン誘導体を検出したと発表した。

 同事務所はシャンハイワールドを30日間の出走停止処分にし、競馬法違反の可能性もあるとして中央署に届けた。勝馬投票券は有効だが、馬主への賞金など計14万5000円は返還させる。
 同事務所によると、レース後に採取した尿を、競走馬理化学研究所(宇都宮市)が検査し判明。フェニルピラゾロン誘導体は馬を鎮静させる作用がある。
 記者会見した同事務所の北村健所長は「ファンの信頼を損ないかねない事態だ。再発防止を徹底したい」と話した。

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2008年5月18日のニュース