衝撃新人!三浦デビュー当日特別V

[ 2008年3月2日 06:00 ]

中山10Rで初勝利を飾った三浦。師匠の河野師(左)、母の美智子さんと最高の口取りを行う

 新人騎手5人が1日の中山、中京競馬場でデビュー。中山では競馬学校卒業生の三浦皇成(18)が、10R・潮来特別のフェニコーンで記念すべき初勝利を挙げた。デビュー日3戦目での特別Vは94年の植野と並ぶ最速記録。

 新人とは思えない冷静な騎乗ぶりだった。スタートでワンテンポ遅れたが、焦らずに好位4番手をキープ。道中は折り合いに専念。4角で外に出して前の馬をとらえた。「道中は馬のペースを乱さないように気をつけた。直線で手応えが良かったのでガムシャラに追った」と三浦。スタンドでは母・美智子さんも観戦しており「母親の前で勝てて本当にうれしい」。レース後には師匠の河野師に抱きつき、目を潤ませた。同師も「パーフェクトな騎乗だった。ひと安心だよ」と笑顔を見せた。
 表彰式ではファンからの声援に応え「皆さんに愛される騎手になりたい。もちろん、トップを目指します」と力強く宣言した。

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2008年3月2日のニュース