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合田直弘の海外ターフ事情

ドバイ新競馬場はスピードよりパワー馬向き?

 【合田直弘の海外ターフ事情】1月28日にオープンしたドバイの新競馬場メイダン。騎手が擦過傷を負う落馬事故が1件あったものの、まずは平穏に開催初日を終えた。

 オールウエザートラックで行われたサラブレッド7競走のうち、3つを英国調教馬が優勝。勝ち馬にはいずれもオールウエザーの経験があったが、主戦場は芝という馬だった。さらに南アフリカ調教馬が2勝、地元ゴドルフィン勢が1勝したが、これらはいずれも芝でしか走ったことがなく、オールウエザーの実戦はこの日が初体験だった。そしてメーンのG3マクトゥームチャレンジを制したグロリアデカンペオンは、昨年のドバイワールドC2着馬で、その後、シンガポール国際Cを制した、芝・ダート兼用馬だ。すなわち北米同様、メイダンのオールウエザーも芝馬が十分に対応できる馬場であることが実証されたのである。展開的にも逃げ、先行で決まったレースあり、差し馬の勝利もあり、さらに内枠からも外枠からも勝ち馬が出ていることから、極めて公正な馬場と言えそうだ。

 ただし距離1600メートルのメーンレースが1分36秒48、英国のG2勝ち馬サージェリーが制した1200メートル戦が1分13秒56と、時計はかなり遅い。初日を見る限り、スピードよりパワー優先の馬場となっているのは気掛かりである。(競馬評論家)

[ 2010年02月04日 19:09]

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