アニメ研究部 ニュース

水樹奈々、キャロル・キング役でミュージカル初挑戦 名曲にうっとり

[ 2017年4月12日 13:22 ]

ミュージカル「ビューティフル」の製作発表に出席した平原綾香(左)と水樹奈々
Photo By スポニチ

 米のシンガーソングライター、キャロル・キング(75)の半生を描くミュージカル「ビューティフル」(7月26日〜8月26日、東京・帝国劇場)の製作発表が12日、都内のホテルで行われ、キングをダブルキャストで演じる声優の水樹奈々(37)、歌手の平原綾香(32)らが出席した。

 2013年にニューヨークのブロードウェーで初演され、トニー賞など世界の演劇賞を席巻した人気作で、日本版は初上演。ミュージカル初挑戦で主役に抜てきされた水樹は、「デビュー20周年という大きな節目に、このようなチャレンジをさせていただき幸せ。新人になった気持ちで全力でぶつかっていきたい」と意気込んだ。

 オファーを受ける前に偶然、母親とのニューヨーク旅行で同作のプレビュー公演を観劇していたそうで、「名曲のライブ感はもちろんですけれど、一番胸に刺さったのはキャロルの生き方。セリフや立ち居振る舞いに一気に引き込まれて、ものすごく感動した」という。最も好きなキングの曲に「イッツ・トゥ・レイト」を挙げ、「地をはうようなベースを聴いただけで鳥肌が立つんです」とうっとりした表情を見せた。共演の武田真治(44)から「なんかエロいなあ」とツッコまれたが、「エロい曲が好きなんです」と言ってのけた。

 一方の平原は、14年の初舞台「ラブ・ネバー・ダイ」以来2度目のミュージカル。「今も第一線で活躍されている方を演じるのはすごく難しい。素晴らしいメンバーの方々と並んでいられるのは夢のようで、いろいろなことを教わっていきたい」と謙虚に抱負を述べた。

 水樹が役づくりのため来月に1泊3日の弾丸ツアーでニューヨークの本公演を見に行くことを明かすと、平原も「私も行きたい。行こうよ」と同行を決意。2人は2日前に初めて顔を合わせたばかりだが、すっかり意気投合していた。

 他に中川晃教(34)、伊礼彼方(35)、ソニン(34)、剣幸(63)らが共演する。

続きを表示

バックナンバー

もっと見る