菊水丸店主 珍宝堂

31年越しに撮った“本物ライダー”との写真

[ 2016年5月4日 05:30 ]

ラジオ番組で藤岡弘さんと
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 映画「仮面ライダー1号」が生誕45周年を記念して制作され、封切りするや好評を博していると聞きました。

 主演は藤岡弘、さん。まさに、主人公の元祖で本郷猛。「ライダー変身!トオーッ!!」と変身するのを想像するだけでもワクワクします。と、共に、リアルタイムで見ていた頃から、もう45年も経ったのかと…何やら複雑な気持ちにもなります。まさに、光陰矢の如し。どないだ。たまには、難しい事も言いまっしゃろ。光陰矢の如しとは、つまり、光陰矢の如しだなぁ…という意味ですわ(笑い)。これ、古今亭志ん朝師匠のギャグですが…

 1号と2号のシリーズが終了後、新たに始まったのが「仮面ライダーV3」。1974年(昭和49)、私が少年期を過ごした大阪府八尾市長池町の市場・やおトップにV3が来たのです。ロケではなく、現在のキャラクターショー。しかも、実演はなしで、お小遣いよりも少し高いくらいの料金を払って、隣で写真を撮ってもらうだけ。見るからに、テレビの実物と微妙に違う風体でも大騒ぎでした。

 時が流れて、2005年(平17)、毎日放送ラジオで担当していた番組に、仮面ライダー1号を演じた藤岡弘、さんがお越しになりました。V3のキャラクターから31年目にして本物と写真を撮って頂いた次第です。念ずれば花が咲く。どういう意味かと申しますと…。お字数です。(河内家菊水丸)

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