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頑張れ!インディーズ File77

頑張れ!インディーズ File77

5色の“トリコロール”

スサノオトリコロール(左から)佐藤ヒロシ、山ノ内大輔、林宏治(右奥)、長谷川大輔(右手前)
Photo By スポニチ

 スサノオトリコロールは個性派集団だ。名前の通りそれぞれ色が違う。

 山ノ内大輔(赤)、林宏治(青)、長谷川大輔(緑)、佐藤ヒロシ(紫)とメンバーが独自の色を持っている。「深い意味はない」というが、不思議とキャラのカラーにぴたりとはまっている。

 山ノ内は熱いハートを内に秘める。「スベリ担当」という林は冷静沈着。主に作詞作曲を担当する長谷川は自然体。寡黙な佐藤はヴィジュアル系のオーラが漂う。4人が「ト・リーコ」(黄)と呼ぶファンを加え、5色の“トリコロール”で「スサトリ」は成り立っている。メンバーは活動を「Color・of・Music・Project」としている。

 「この人数だと支えあってできている。役割分担がしっかりしている」

カレーパンで1カ月生活も経験した

スサノオトリコロールの林宏治
Photo By スポニチ

 山ノ内と林の2人から始めバンドは、04年に仙台の路上で産声をあげた。生活が苦しく、カレーパンで1カ月過ごしたこともあった。苦労を重ねた分だけ、絆は強い。

 山ノ内は「基本(林のことを)嫌いです」と笑う。それを受けて林は真顔で「オレはそうでもないです。好きっちゃあ、好きです」と冷静に返す。すぐさま「ちゃんと、ここだけは使って下さいね」と山ノ内。負けじと「オレのも使って下さいね」と林。

 息はぴったりだ。全幅の信頼があってこそのやりとりだ。

詞は“排泄物”的な感じ

スサノオトリコロールの長谷川大輔
Photo By スポニチ

 曲作りは主にギターの長谷川が担当する。制作過程は至ってシンプルだ。

 「アコギ1本で、まずはナチュラルに作っちゃう。そのあとは録音して、自分で聞いてみる。この音なんかおかしいなと思ったら、つけ足していく感じの作り方」

 これが一転、詞になると複雑になる。

 「“排泄物”的な感じ。自分が考えた深く感じたことを詞で出していく。例えば、友達の悩み相談を以前受けたことがあった。それが巡り巡って年月が経ってから、自分の身に降りかかってきた。その時に“あぁこの子、こういうことで悩んでいたのか”と感じたら、自然に詞となって生まれてきた」

 経験を基にした作詞のアプローチに加えて、仕上げは非常に現実的。

 「うまいこと楽曲が売れるように仕上げていく」

カブるならそれを超える!

スサノオトリコロールの山ノ内大輔
Photo By スポニチ

 何曲も楽曲を制作していくと、どこかで聞いたことがあるような曲が完成する場合がある。できあがった曲に関して確固たるバンドのポリシーがある。

 「音楽を何曲も作っていると、何かしら曲調が他のアーティストとカブることがある。だから、これは何系だな、この曲っぽいなと感じたら、それを超えるような曲でなければOKを出さない。カブるのならばそれを超えるという方針」

あわや解散!?乗り越えて成長

スサノオトリコロールの佐藤ヒロシ
Photo By スポニチ

 1年1年が勝負。

 「好きなことやってるんで、それをしんどいとか言ったらバチが当たる」と言いつつ、「ダラダラやっててもしょうがない」と1年ごとに大きな目標を設定する。

 “達成できなかったら、解散”という目標を据えて、がけっぷちの状況にバンドを追い込む。クリアするたびに、より高いハードルを乗り越えてきた。

 綱渡りの連続だった。結成当初は事務所探し。見つからなかったら、あきらめるという意識でやってギリギリ見つかった。昨年はワンマンライブで200人を集客すること。212人を集め、現在も活動できている。

 「去年のライブは何人集まらなかったら解散しようというノルマを設けた。人数は200人。かなり事前に騒ぎたてちゃったんで、(達成できなかったら)解散しなきゃ行けないだろうということで」

 運命のライブ当日。林は一瞬「解散」の2文字を突きつけられた。

 「いざライブを開いたら、“惜しくも集まらなかった”というドッキリをやられたんですよ。集客は196人と発表されて、“うわぁ、終わったわ”と思って号泣した。そうしたら…。実を言うと212人だったんだよ!と明かされ、サプライズだとわかった。そこで、またわぁ〜っと泣いてしまった」

 「辛かったというより、一番きつかった。でも、1回落とされた分、最高だった」

 大きな試練を乗り越えたことで、バンドの力は確実に高まった。今後の目標の一つに「メジャー進出」ももちろんある。

 「ワンチャンスじゃないですかね」

 口では多くを語らない。音楽を聞いて確かめてくれ。そう言わんばかりだった。「スサトリ」は試練を超えながら、大きく羽ばたく日まで力を蓄える。

   
スサノオトリコロール

SUSANOO TRICOLOR

スサノオトリコロール

バンド名 SUSANOO TRICOLOR
読み すさのおとりころーる
ジャンル ポップス
結成 2004年
拠点 千葉県柏市

▼メンバー 山ノ内 大輔(Vo)、林 宏治(Vo、G)、長谷川 大輔(Vo、G)、佐藤 ヒロシ(B)
▼PR 山ノ内大輔(赤)、林宏治(青)、長谷川大輔(緑)、佐藤ヒロシ(紫)、ト・リーコ(黄)、による『Color・of・Music・Project』である。ト・リーコとはあなたのことです。あなたの色もスサトリに重ねてみませんか?一緒にトリコロール現象を巻き起こしましょう!!



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