頑張れ!インディーズ File29
全国のロックキッズを熱くさせる復活祭!!
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SHAME
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01年に突然解散した、ロックバンド「shame(シェイム)」が5年の時を経て復活した。メンバー4人の顔ぶれも変わらず、再結成第1弾マキシシングル「EASTER EP」も期待を裏切らず、全国のロックキッズを熱くさせる出来だ。大きく変わったのは、インディーズとして再スタートを切ったこと。それに名前が「shame」から「SHAME」となったこと。決意も新たに歩き出した4人のメッセージは聞く者のハートを射抜く勢いだ。
メジャーのシステムに浸かるより、セルフマネージメント
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SHAME
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ちょいと旅をしてきたが、帰るべき場所はやはりここだった。
「本当はこれがやりたいんじゃないか」。shameを離れて3年。新バンドに参加していた、ボーカルのCUTT(カット)こと、前田一人(29)は、曲を作っている時にふと感じた。頭に浮かぶ曲の多くが、shame時代のものを参考にしていることに気がついた時だった。復活の構想を抱き始め、この春、元メンバーに打ち明けると、待ってましたとばかりの二つ返事。誰ひとり欠けることなく帰るべき場所へ無事帰ってきた。
新たなスタートにメジャーからも声がかかった。しかし、4人の判断は迷わずインディーズだった。なぜ?
「メジャーの構造に行き詰まりを感じていた。メジャーでのライブの位置付けは、CDを売るためのプロモーション。それを変えたかった。音楽の本質はライブにあると思う」とCUTT。巨大で組織的なメジャーというシステムに疑問を投げかけた上で、選んだ道がセルフマネージメント。専属のマネジャーもいなければ、宣伝担当もいない。メンバー自ら名刺配り、新生SHAMEを売り込む。さらに「ファンやロック好きの人との新しい架け橋を築きたい」と試みるのが、インターネットをフルに利用しての活動。7月4日にはメンバーによるサイト「SHAME PORTAL」を開設予定。ここで新曲の発表などを積極的に進めて行きたいとしている。
新しい活動形態のおかげでメンバーのバンド愛が深まる
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SHAME
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ライブ、セルフマネージメント、そしてネット。3本立ての新しい活動形態にCUTTの実兄、ANIKIこと、前田一知(34)は「新しい活動形態にとても共鳴した。正直、しんどいこともあるが、よりバンド愛が深まる」。KOSYOこと、ベースの奥滝晃将も「自分たちの手で動かしているという実感は、メジャーの時にはなかったもの。楽しい」。メジャーとインディーズの違いを「(CDなどの)流通が違うだけ」と言い切るだけあって、音楽に関しては一歩も引けを取らない自信がみなぎっていた。
記念すべき復活の新譜のコンセプトは「丁度いいものではなく、過剰なものを目指す」ところに置いた。4曲中、頭からの3曲はど真ん中直球といった雰囲気。どれも、これがSHAMEのロックだという自己主張が強い。3曲目の「SEE WHAT’S INSIDE」は解散前にステージで演奏していたが、音源化されていなかった、バンドにとってもファンにとっても、待望の曲を入れた。
思い切りはみ出すためには、誇りが必要
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SHAME
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バンド名の日本語訳は「恥」。誇り(PRIDE)を知るためには、恥を知ることが大切だと考えたのが由来という。「まとまるよりははみ出したい」とCUTT。とかく日本人ははみ出すことを恥ずかしいと思う性質だが、半端なはみ出し方でなければ、それは純然たるスタイルとなる。自らのスタイルを追求するには、自分のやっていることに誇りがなければできない。視線の中にいたずら小僧のような輝きを放つ4人が今後どうはみ出していくのか。7月30日からの全国ツアー、11月26日、東京・渋谷OーWESTでのワンマンライブと、日に日にはみ出していくはずのSHAMEが客席をアッと言わせる。
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