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頑張れ!インディーズ File59

頑張れ!インディーズ File59

生き残りをかけた、少女4人の戦い

SAM☆Girls
Photo By スポニチ

 結論から先に言おう。6月24日、アキバでの路上ライブでノルマの300枚を達成。4人全員残留が決定。土砂降りの雨の中、JRの高架下で始まったパフォーマンスは3回目にして、目標に到達した。

 ネットTV「あっ!とおどろく放送局」内での番組「サバイバルオーディション」で勝ち抜き、パーソナリティの座を射止めた4人がユニットを結成。4人に与えられた課題は、6月9日発売のデビュー曲「Dream’n Road」を300枚売ること。売った枚数に応じて、AYUMI、KASUMI、AKI、MEGUMIの順(順番はジャンケンで決定)で残留。300枚売れば、4人のままで活動できるというチャレンジだった。

 4人とも20代前半。夢を抱いて、この世界へと飛び込んだ。ユニットを結成しCDを出すのも、一段と成長するための大切な過程となることだろう。しかし、すべてお膳立てしてくれるアイドルなどとは環境が全く違う。CDも手売り、歌詞でさえ書いたこともないのに挑戦しなければならない。夢を追うのが、言葉で言うほどやさしくないのと同じように歌詞を生み出す苦しみを味わった。

夢は持っていたけれど、とても漠然としていた

SAM☆Girls
Photo By スポニチ

 AKIは「いろいろ経験はしているし、ものは考えていたけれど、それを短い言葉で詞にすることができない」もどかしさを痛感。MEGUMIは「夢は持っていたけれど、とても漠然としていたなというのに気付いて悔しかった」と涙を流すこともあった。

 元々番組を通じて知り合った仲。昔からの友達や家族と話すようなわけにはいかない。泣いたり、本音をぶつけ合うことがようやくできるようになって、ようやく夢を追う4人が「一緒にいて、歌えることの喜びを感じるようになった」(KASUMI)。テーマは夢と希望。「毎日頑張っている人の応援歌になればと思う。4人の姿を見て、この子たちも頑張っているんだ、と感じてくれれば嬉しい」と4人は口をそろえる。聞く人と同様、歌っている4人も夢を追っている途中。格好よくいえば「同志」に贈る1曲といったところだろうか。

小さな目標でも、自力でそれを成し遂げた

SAM☆Girls
Photo By スポニチ

 「SAM☆Girls」として知られることになるのと同時に、4人にはそれぞれ思い描いた夢がある。MEGUMI、AKI、AYUMIは女優、KASUMIは「笑っていいとも!のレギュラーになる」と宣言して郷里の鹿児島を出てきたマルチタレント志望。「歌のほうが強弱があり、表現しやすい」(AYUMI)「芝居と同じで、気持ちが入っていないとダメ」(MEGUMI)など、歌うことによる収穫は多かった。

 「いずれはSAM☆Girls、ひとりひとりが個性を出して、それぞれの場で活躍できるようになりたい」とAKI。周囲の評価はさておき、小さな目標でも自力でそれを成し遂げたことに意味がある。夢や希望なんて人それぞれ。周りを気にするより、これから4人個々に輝くために、小さな目標のクリアを日々重ねていってほしい。それがいつかは大きく花開く時がくるはずだ。

 

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