頑張れ!インディーズ File50
自分以外にもこんなことを考えているヤツがいるんだ
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Red Carpet
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「掲げたトロフィーは 空っぽの証明なんだって事さ」(Buzz flap)「くだらない明日が解っちゃう夕暮れは 明日もかわりやしない景色を見続けるのか?」(SKY LINE)…
1月にリリースした1stMaxiシングル「We Safe?」には鬱屈した感情をあっちこっちにぶつける言葉が次々出てくる。「退廃的な歌詞の曲なのに元気をもらったなんていうファンレターをもらう。複雑ですね」と苦笑するのは、ボーカル&ギターの藤本和久。社会の理不尽さ、それに対して自分が無力で何も出来ないジレンマを強く感じながら生きている人々がなんと多いことか。「自分以外にもこんなことを考えているヤツがいるって、安心してくれているのかな。だからこそ、多くの人に聞いてもらいたいという気持ちは強い」(藤本)。
オルタナからゴツゴツしたロックへ…今後の方向性を模索
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Red Carpet
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「耳になじみやすい曲を意識して作った」というのは、ギターの長谷川幸司。シニカルな歌詞とは対照的に、冒頭の「Buzz flap」からゴツゴツとしたロックそのものという曲調は、初めて聞いた人にも受け入れられやすいメロディーに仕上がっている。前作でオルタナ調のものを発表したというから、変わりようには驚く。
音楽に対する引き出しが多い一方、それが逆にバンドとしての色、主張を鮮明にしきれていないという矛盾を抱えているのも事実。「このMaxiシングルで、やりたかったことはできた」と長谷川。Red Carpetの今後の方向性を決める1枚になる予感をメンバー5人は感じ取っているようだ。
バンド名をそのまま訳せば、赤じゅうたん。藤本はそこに「内に秘めた闘争心、頭に飛び出したものを感情のままに名付けた」と説明するが、この5人で勝負するんだという決意表明が、戦いを表す色の代名詞「赤」で象徴されている。
過去との決別…新しい自分との戦いへ
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Red Carpet
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藤本が強い気持ちでRed Carpetを立ち上げたのも、過去との決別をしたかったからに他ならない。名の知れたバンドで活躍していた一時代を今は振り返りたくない。新しい自分を生み出す戦い、過去の実績との戦い、さまざまな意味がバンド名には注入されているに違いない。「ライブに足を運んで聞いてもらいたい。特に男性に。男性がライブで元気がいいと、こっちもノッてくる」と、ベースの橋本直矢、ギターの大掛淳仁は、男にこそ分かる男の気持ちを伝えたいと訴える。
メジャーへの憧れはあるが、大きな目標は「時代の流行に流されないバンド。10年、20年たっても色褪せない曲を作っていきたい」。年末にリリース予定の2ndフルアルバム、2ndワンマンライブと、2大イベントへ向かっての疾走が続く。
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