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頑張れ!インディーズ File34

頑張れ!インディーズ File34

湘南の風を受け、“湘南メロデック”で突っ走る

NICHE INDUSTRY
Photo By スポニチ

 湘南メロディックという独自の路線で活動する、4人組バンド「NICHE INDUSTRY」。現在のメンバーでの活動が2年を超え、充実期を迎えている。男性メンバー3人は神奈川・茅ケ崎の出身。子供のころから意識することなく受けてきた、湘南の風を感じるサウンドは、海辺のドライブにマッチする心地よさをリスナーに届ける。

バックグラウンドには茅ヶ崎の海が…

NICHE INDUSTRY
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 人が話すこと、伝えること、感じることには育った環境が必ずといっていいほど影響する。「特に意識はしていないが、茅ケ崎が前面に出てきているようだ。聞いた人の感想は、海っぽい、海風が吹いているようだ、といわれることが多い」と結成当初からの唯一のメンバー、ボーカル&ギターのモテキ。自らの音楽ジャンルを「ロックやポップスとかの区別はない」として、敢えて「湘南メロデック」とする。まだ、発展途上のバンドだが、他にまねの出来ない音を出すことに意欲満点。「元気になりたい人、何かに悩んでいる人に書いてもらいたい。詞を書きながら自分を励ましている」とモテキ自身が自分にハッパをかけながら作り上げている。

a−nationとワンマンに向けてまだまだ成長

NICHE INDUSTRY
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 「今だったら、もっとうまくできるはず」。4人は口をそろえた。昨夏、ファーストアルバムとなる「PLAY MACHIN」をリリースした。それまでの活動を形として示したことになったが、アルバム発表を機にもっといい音をとの意識が強くなったこともあり、個々のテクニックは段違いに。1年が経過し、成長を実感できる夏を迎えている。

 その成長を公にする絶好のチャンスが8月26、27日に東京の味の素スタジアムで行われるavexの夏のイベント「a−nation’06」への出演と、11月に予定されている待望の初ワンマンライブ。ワンマンライブでは、未発表作品に新曲をも登場させ、いつもの3倍になる約1時間半のステージになる。不安もあるが「どこまで自分たちができるか、楽しみでもある」とベースのサクがメンバーの気持ちを代弁した。「音楽をやっているな、と実感できるのがライブ。バンドをやっていて、最高なのもつらいのもライブ」とギターのタゴ。現メンバーでの一つの節目となるワンマンで自信が倍加するか、打ち砕かれるか。無駄にできない時間が秋まで続く。

手作業でも自分たちの手で、音楽シ−ンの隙間に新たな風を

NICHE INDUSTRY
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 東京、横浜がメーンの活動の場。横浜では「他の個性的なバンドに刺激を受けて燃える」(タゴ)。個性的でマニアック、誰が何を言うと、俺たちゃ、俺たちの道を行く、という姿勢が横浜に集うバンドにはある。かなわない、勝てないと尻込みしないこともないが、4人も“これがNICHE INDUSTRY”というものを構築するべく、模索が続く。

「型にはまらない、常に面白い音をつくりたい」という共通認識はあるが、その面白い音についての考えがそれぞれぶつかることは数知れず。「いいものを作っていきたいという思いは4人とも同じ。ぶつかるのも仕方がない。挑戦の繰り返しですね」。バンドの紅一点、ドラムのエリカが笑顔で話した。現在の音楽シーンの隙間に新たな音楽を築くという志がバンド名に込められている。今、当たり前となっている世の中の多くの事象が、かつて誰も見向きもせず、気にも留めなかったもの−隙間−のようなものだった。ブルドーザーや重機器を使って一気に道を切り開くのではなく、NICHE INDUSTRYは手作業でも自分たちの手で未来への道を作りつつある。メジャーよりも「今は人の手を借りず、どこまで行けるか」(モテキ)というのが、4人のメーンテーマだ。

 

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