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頑張れ!インディーズ File32

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10周年を迎えた「コロバ・ミルク・バー」

コロバ・ミルク・バー
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 活動10周年を迎えた4人組バンド「コロバ・ミルク・バー」。7月26日にミニアルバム「LOVE SONGS」を、同28日には活動10周年記念DVDを発売する。ロックだの、ミクスチャーだの、ジャンル分けをするのが野暮なほど、独自の世界を踏襲しながら、今回のミニアルバムでは10年の軌跡になかった新たな試みをしている。

ラブソング否定派が作る「LOVE SONGS」

コロバ・ミルク・バー
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 ラブソング否定派が、10年という節目に出したミニアルバムのタイトルは、そのものズバリ「LOVE SONGS」。「10年たった今だからこそ、歌ってもいいのかなあ、とも思う」とボーカルとヌンチャク担当のAKINO LEEは照れ笑いを浮かべた。

 東京・秋葉原を本拠地に、自由奔放なライブパフォーマンスを展開、哲学的な歌詞で一度聞いたら忘れられない、強烈な個性を放つコロバ・ミルク・バーとラブソングは対極の位置にあった。ラブソングに対して「売れ筋であることには変わりないし、売れたい、売れたいと思っているヤツが歌うととても嫌らしい」(AKINO LEE)という考えは現在でも持っている。しかし、振り返ってみると「メンバー同士、ファン、スタッフ、モノや場所に対して、すべてに愛情を感じながらここまでやってきた。もうそろそろ素直になってもいいんじゃないか」という境地になって、自然と出てきたタイトルがこれだった。

 「強いて言えばJ−ポップ」とジャンルを聞かれた場合、そう答えることにしている。おどけたような答えの裏には、どこの誰だが知らないやつが作った分類なんぞに組み込まれたくない、という強い自信が垣間見えた。

目標は「アイドルとの共演」!?本拠地も“アキバ”

コロバ・ミルク・バー
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 NHKニューBSヤングバトル98で審査員特別賞を受賞するなど、数々の受賞歴を引っさげて、メジャーの世界にも足を踏み入れたこともある。一転して活動を休止し、原点に戻ろうとしたこともあった。「金を出す人がたくさんいると、文句言う人もたくさん出る」というのが、メジャーシーンで得た教訓。「若い時はガツガツしていた時もあった。今はマイペースで活動できているのがいい。それを分かってくれる人が徐々に増えていって、ファンが多くなればなお良い」と、インディーズ向きであると自ら分析した。

 メンバーの共通話題は武田鉄也主演の映画「刑事物語」とかつてのアイドルバンド男呼闘組。好みや影響を受けたアーティストなどを含めてメンバーの音楽に対する考え方は4人それぞれだという。「だからいいんじゃないですか。自分の引き出しにないアレンジなどが出てくるのは、とても面白い」とAKINO LEE。彼自身、「ハードコアなアイドルオタク」を自負し、アイドルの評論活動もすれば、プロデュースまでも手掛ける。まじめな顔をして口にした言葉は「大好きなアイドルと共演するのが目標」。今夏のライブはやはりアキバからスタート。最終日もアキバだ。「アキバのお客さんのウケがいい」と、その表情はまんざらでもなさそうだった。

「時計じかけのオレンジ」にちなんだバンド名

コロバ・ミルク・バー
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 バンド名はスタンリー・キューブリックの名作、映画「時計じかけのオレンジ」の中で、主人公らがドラッグ入りのミルクを飲む場所として登場するコロバ・ミルク・バーにちなんでつけたもの。AKINO LEEが一番好きな映画だ。映画同様、挑発的でややマニアックなところがコロバ・ミルク・バーの特徴。ただ、一度はライブを見るなり、CDを聞くなりする価値は十分。独創的で、誰かのコピーではないものが輝きを放っているかが、よく分かるはずだ。

 

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