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頑張れインディーズ File73

頑張れインディーズ File73

きれいごとを言う人は嫌いです

<頑張れインディーズ>歌舞伎者のギターでリーダーのMark−N
Photo By スポニチ

 富や名声に興味がありません。音楽の中にいられることが幸せです。

 歌舞伎者はこんなきれいごとを言う人たちが嫌いだ。意地汚い部分があってもいい。金に貪欲でもいい。人間なんだから、本音をさらけ出してもいいじゃないか。だから、歌舞伎者はひねくれてはいるが、正直だ。

“1人の人間”を生み出す作業

<頑張れインディーズ>歌舞伎者のドラムのAtsushi
Photo By スポニチ

 楽曲制作では真剣に遊ぶ。

 自分たちの音楽を「ひねくれポップ」とジャンルづけているが、特定の枠にあてはめるようことはしない。彼らの視線の先にあるのは“1人の人間”を音楽で伝えるということだ。“いま”感じていることを、恐れることなく多方面からアプローチしていく。「そのとき、そのときに表現したい音楽にする。何かができたら、何かを壊して、新しいものをどんどん生み出していきたい」。

 試行錯誤の連続だが、いつも新鮮味にあふれている。「新しい曲ができて、いいものがどんどん形になるって、すごく面白いですよ」。新たな発見は、さらなる創作意欲を掻き立てる。打ち込みだったドラムとベースに、新たにAtsushi(ドラム)とVERO(ベース)が加わったことで、表現できる音楽はますます広がった。

ひねくれポップは“変化球と見せかけて直球”

<頑張れインディーズ>歌舞伎者のMCのiLLi
Photo By スポニチ

 楽曲は、ポップテイストが軸で、SISTERの透明感あるボーカルが、iLLiのラップとバランスよく絡み合う。「みんなが使っているような言葉を、あえて使わない」と作詞担当のiLLi。変化球と見せかけておいて、「それでもうそをつかないでやっていく」とストレートな説明をするあたりはひねくれている。

見た目から“カブけ”

<頑張れインディーズ>歌舞伎者のボーカルのSISTER
Photo By スポニチ

 バンド名は、戦国時代末期から江戸時代初期にかけてかぶき者と呼ばれた人々から。当時、派手な行動を取ったり、華美な格好をすることで社会への反発を表現していた者のことを指し、枠にはまらない生き方や独自のスタイルが庶民から羨望のまなざしを浴びていた。

 「歌舞伎者」の5人も“見られていること”を人一倍意識する。「音楽だけで表現しがちだが、ライブだと視覚が大事だと思う。エンターテイメントとして音楽を表現したいから」衣装にはこだわっている。

成長し続けることを忘れない

<頑張れインディーズ>歌舞伎者のベースのVERO
Photo By スポニチ

 宝物は「才能と野心と情熱を持ったメンバー」だという。お互いの信頼はどこまでも厚い。

 彼らの目標を改めて聞いた。

 しばしの沈黙のあと、ベースのVEROが代表して答えた。

 「持続とまい進ですね」

 “人”を大切にするバンド、歌舞伎者はあくなき成長へ向けて“カブき”続ける。

 
かぶきもの

歌舞伎者

かぶきもの

バンド名 歌舞伎者
読み かぶきもの
ジャンル ひねくれポップ
結成 2008年
拠点 千葉県

▼メンバー SISTER(Vo)、iLLi(MC)、Mark−N(Gt)、Atsushi(Dr)、VERO(Ba)
▼PR  歌舞伎者です。みなさんこんにちは。 私たちは 「お金とか地位や名声には興味がないです。  ただ好きな音楽の中に居られることだけが幸せなんです。」なんて言ってる人たちが 大嫌いです。人間ですから。 人間て本当は全然奇麗なものじゃないと思うんです。 もちろん綺麗な部分はたくさんあるけど、それだけじゃない。 そういうリアルな部分も音と言葉にして出して行きたいと思います。


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